第6回展覧会 — ペルセポネの略奪 ジークレープリント
TWD 39,000ORIGINAL
詳細
ブランド主宰者が6周年記念シリーズのために描き下ろしたイラストレーションを、デジタル版画として制作しました。現代最高水準のジークレー印刷技術を用いるAvocadoに印刷を依頼。260ポンドのEasiColor Premium Semigloss Photo Paperを使用し、ベークライト製ディスプレイボードに平貼りしたうえで、細身のシルバーアルミフレームで仕上げています。裏面には、主宰者による直筆サインとエディションナンバーが入ります。
配送には、特注の丈夫なクラフト製5層段ボール箱を使用します。
本作品は宅配便でのお届けのみとなり、お支払いはオンラインでのクレジットカード決済に限ります。
決済完了後、7〜14営業日でお届けします。
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創作コンセプト【ペルセポネの略奪】
『オデュッセイア』の記述によれば、冥界は薄暗く、光のない世界です。果てしない荒野には無数の孤独な魂があふれ、生ける屍のように絶望のうちをさまよっています。この荒涼とした土地を支配するのが、三兄弟の長男ハデスです。優れた統治者であるハデスは、魂を恣意的に裁くことも、死者にむやみに罰を与えることもありません。勤勉かつ几帳面に、冥界の秩序を守り続けています。
伝説では、シチリア島の火山の下に、神々に敗れた怪物テュポンが生き埋めにされ、封じ込められているといわれています。怪物がもがき、息をするたびに、その動きが地震や噴火を引き起こしました。長年続く地震によって神々の封印には亀裂が生じ、地表の隙間から冥界へと日の光が差し込むようになります。亀裂ができるたびに、責任感の強い冥界の王ハデスは、その様子を見回りに出かけていました。
ある日、地震によって再び亀裂が生じました。ハデスがいつものように見回りをしていると、遠くオリュンポス山から愛の女神アフロディテがその姿を目にします。年中休むことなく働きながら、いつもひとりでいるハデスを哀れに思ったアフロディテは、息子エロスに命じ、ハデスへ愛の矢を放たせました。
ちょうどそのとき、農耕の女神デメテルの娘ペルセポネが、近くの湖畔で遊んでいました。愛の矢に射られたハデスは、雪のように白い肌を持つ少女に、ひと目で恋に落ちます。春の日差しのような彼女の笑顔は、ハデスの心に宿った恋の炎を燃え上がらせました。ハデスは渦巻く黒煙と無数の亡霊をまとって大地の裂け目から現れ、ペルセポネを抱き上げると、そのまま冥界へと連れ去ったのです。
愛娘がいなくなったことに気づいたデメテルは、世界中を探し回りました。九日九夜、眠ることも休むこともなく捜し続けた末に、ほかの主神たちがハデスの行いをかばっていると知り、絶望に沈みます。農耕の女神の悲しみによって大地はますます乾き、草や花は枯れ、人々は耕作の仕方を忘れ、果てしない飢えと死が人間の世界に広がっていきました。
大地の荒廃を止められなかったゼウスは仲裁に乗り出し、ペルセポネをデメテルのもとへ返すよう、神々の使者をハデスのもとに送りました。しかし使者が到着する前に、ハデスはペルセポネをだまして四粒のザクロの種を食べさせます。冥界の食べ物を口にした者の魂は、永遠に冥界に属することになるのです。
こうしてペルセポネは、毎年四か月を冥界で過ごさなければならなくなりました。彼女が冥界にいる間、地上では万物が衰え、冷たい風が吹き荒れ、草花や木々はその不在を悲しむように枯れていきます。彼女が冥界を離れて母と再会すると、暖かな日差しが大地に降り注ぎ、世界は再び生命力を取り戻しました。こうして人間の世界に四季が生まれ、ペルセポネは「春の女神」とも呼ばれるようになったのです。
素材
192gsmのEpson Enhanced Matte Paperにプリント。 ベークライト製ディスプレイボードに平貼りし、シンプルな黒のフレームで仕上げています。
お手入れ
・直射日光を避け、湿気の多い場所、高温になる場所、エアコンの吹き出し口付近には置かないでください。 ・清潔で乾いた手で紙の端をやさしく持ち、印刷面には触れないようにしてください。 ・水、アルコール、洗剤などで作品を拭いたり、印刷面をこすったりしないでください。 ・額装後は、柔らかい乾いた布でフレームを拭いてください。ガラスを清掃する際は、クリーナーをガラス面に直接吹きかけないでください。 ・展示しないときは、中性紙で保護し、平らな状態で保管してください。折り曲げたり、丸めたり、上に重い物を置いたりしないでください。
商品重量(kg):3